宵星庵

房総の地より星の写真などを細々と。。。

M3球状星団

M3球状星団
撮影地:自宅(千葉県船橋市
Askar FMA135(30mm F4.5)
LPR-Nフィルター
Sky-Watcher AZ-GTi(QHY-5-IILによるオートガイド)
Player One Neptune-CII Gain 200
露出時間60sec×20枚
2023/04/28

りょうけん座の方角、33,900光年先にある球状星団です。
M8と同じくFMA135に1/1.8インチの非冷却CMOSカメラを組み合わせて、
フルサイズ換算約600mmでのベランダ撮影になります。
 
この時間帯はまだ月が出ていたので背景が明るすぎ、
StellaImage9でなんとかうまく炙り出せないか試行錯誤していたら、
ちょっと画像処理が過剰気味になってしまったのは否めません。
 
それでもまぁ、たった口径30mmの望遠鏡(?)で、
よくここまで球状星団が分解できますね。

分解能は口径がすべてだと思っていたけれど、
大きな望遠鏡はそれなりにガイドも難しいし、
F値が暗く露出が長くなればシーイングの影響も受けるわけで。。。
 
ラッキーイメージングまでとはいきませんが、
軽いくてF値の明るい鏡筒+短めの露出時間の方が、
球状星団を分解するのには向いているのかもしれません。