宵星庵

房総の地より星の写真などを細々と。。。

M8干潟星雲

M8干潟星雲
撮影地:自宅(千葉県船橋市
Askar FMA135(30mm F4.5)
Quad BPフィルター
Sky-Watcher AZ-GTi(QHY-5-IILによるオートガイド)
Player One Neptune-CII Gain 250
露出時間60sec×14枚
2023/04/29

いて座の方角、5,200光年先にある散光星雲です。
新機材FMA135に1/1.8インチの非冷却CMOSカメラを組み合わせて、
フルサイズ換算約600mmでのベランダ撮影になります。
 
非冷却CMOSだとノイズ面で不利なので、
なるべくコンポジット枚数を稼ぎたかったのですが、
15枚目あたりから電線にかかってしまい泣く泣くボツにしました。
 
冷却CMOSのASI294MC Proを使えばよかったのかもしれませんが、
それではフルサイズ換算で270mm・・・且つ、ピクセルサイズが、
Neptune-CII:2.9μmに対して。ASI294MC Proは4.63μmと大きいので、
この短い焦点距離で細部まで描き出すのは難しいような気がします。
 
それにしてもFMA135はAPS-C対応をうたっているだけあって、
1/1.8インチのセンサーでは周辺まで高画質を保っていますね。
これは手に入れて正解だったと思います。