オリオン座大星雲M42
撮影地:自宅前(千葉県府船橋市)
MicroTech RC6(153mm F9)
GSO X0.75レデューサー(F9->F6.75)
LPR-Nフィルター
Sky-Watcher EQ6R(QHY-5-IILによるオートガイド)
ZWO ASI294MC Pro Gain 350
露出時間180sec×11枚
2018/12/15
冬の散光星雲としてはベタ中のベタですが、
赤道儀の試運転もかねて庭先で撮ってみました。
前回はいい加減な極軸設定で撮影したので視野周辺が回転していましたが、
今回はSynScanコントローラのポーラーアライメント機能で大雑把ながらも
極軸を合わせたのが大きな違い。
ポーラーアライメント機能とは
2スターまたは3スターアライメントで検出した据え付け誤差をフィードバックし、
正しい極軸だった場合の位置に移動した目標星を、高度・方位スクリューで
視野中心に誘導すれば簡易な極軸を合わせができるというもの。
当然、北極星をつかった極軸合わせほどの精度は出ませんが、
北極星が見えない自宅で数10分程度の誤差で据え付けられるのは有難いです。
実際のところ追尾性能に関しては±1~2秒以内には収まっていましたので、
撮影開始すれば部屋でお茶していても撮れてしまうというのは感動モノです。